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「自分に自信を持つ」ために!

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2012年1月31日

自信を持つ

よく、人は「自分に自信を持ちなさい」という。自分に自信を持つのは良いことなんだろう。しかし、自信を持てといわれても・・・何を根拠に持てばいいのだろうか?人よりも仕事が出来る、体力がある、金がある、成績がよい・・・人と比較して、優位である場合のコトなのだろうか?もし、そうであるならスポーツの試合の場合、結果が出ていない場合・・・自信は持てない。そんなとき、「人よりも多く、辛い練習をしたことを思い出せ!」という場合がある。しかし、本当に誰よりも、・・・そんなに練習したのだろうか?さて、はて・・・?自信を持つということは、いったいどういうことなのだろう?
私は、そういう言い方はしない。私流では、三つのコトを気遣います。

今が最低である自覚を持つこと(1)

前向きに生きることが、前提なのですが、そのためには、・・・今が最低である自覚を持つことを勧めます。それは、・・・未来を見て生きていく者は、いつも今が最低であることから、現時点より落ちることがない、最悪現状維持か、上昇あるのみ・・・ということに気づくはずです。

「できることをやり続ける」そして、出来ることをやり続けること(2)

・・・やりたいことは、出来ないこと。だから、やりたいことよりも出来ることをやり続ける。やりたいことを一生懸命もがきながらやろうとしても、実際の自分の出来ること(実力)の乖離が大きな場合、ストレスが溜まり、やる気を無くすか、堂々巡りを繰り返すか・・・兎に角、不健康な効率の悪い日々を過ごすことになります。ヒマラヤも、10センチずつ足を運ぶことを怠らなければ・・・技術が無くて登れない岩山も、1mずつ記録を延ばせば・・・間違いなく登頂に近づく。

『感思考行結評』(3)

〈感じる〉〈思う〉〈考える〉〈行動する〉〈結果を出す〉のプロセスを除かないことそして、加えるなら、『感思考行結評』のプロセスを省かないこと、特に自分が〈感じる〉ことから思考に移ることが重要です。思考からの出発は、情報や知識を基にした、観念的であり独断的な結果をもたらすことが多いことになります。なぜなら、〈感じる〉ことこそ自発的であり、オリジナルであるからです。他人に影響を受けるにしても、情報や知識ほどではないでしょう。そして、『感思考行結』の『感思考行』までは、行いたいモノです。できれば『感思考行結』まで行うことが、生活を楽しく、充実させてくれます。「思考」から始まって、議論ばかりを繰り返す場合は、〈行動する〉〈結果を出す〉に繋がりません。空回りして、「思考」と「行結」に乖離が生まれ、ストレスを増長させます。「思考」は、都度変化しますから、議論は繰り返される場合が多いのも原因ですね。ですから、〈感じる〉ことから始めて「思考」へと結びつけることが重要です。

(1)と(2)、できるなら(3)を心掛けること、私はそうしています。そして、子達にもそのように教えています。
ストレス無く、自分のレベルに合った生きることを学ぶ。自分を自覚する生き方こそ、それ以上でもないそれ以下でもない、自分に見合った結果をもたらしてくれます。それこそ、自分を信じると言うことは、「いまの自分を確認して自覚して生きること」ではないでしょうか。自分に自信を持つことは、他人よりも・・・が出来るとかの比較から生まれるモノではないのです。
また、「やりたいこと」を優先した場合、多くの場合『思考』だけで留まってしまう場合が多くなります。それは、「できないこと」がほとんどだからです。

「できることを」前提に、今が最低な自分を知ることは「成長する確証」のある見方ですから、間違いなく自信をもって行動しやすくなります。一度気持ちを切り替えて試してみてはどうでしょうか?