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カタツムリもいなくなって・・・

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カタツムリがいなくなったら?
クマがいなくなったら?
野生の花バチがいなくなったら?
どうなる?

カタツムリがいなくなってきた・・・

カタツムリ、どこへ? 近畿では半数が絶滅危機―市街地化や乾燥原因と識者2024年07月

私たちが過剰に自然を破壊をして生きている21世紀は、これらを学び、回復する行動することが働くことと同じように、必要になり、それが生きることになります。
子供達や未来のために、対峙して動き出さないと間に合わないでしょう。

カタツムリの役割・・・

カタツムリの生態系における役割
カタツムリは、生態系において様々な重要な役割を担っています。以下、主な役割をいくつかご紹介します。

分解者としての役割

カタツムリは、枯葉や落ち葉、動物の死骸などの有機物をエサとして食べます。そして、これらの有機物を分解し、土壌中の栄養素に戻す役割を果たします。この過程は、植物の成長に必要な栄養素を供給し、土壌の豊かさを保つために重要です。

種子散布者としての役割

カタツムリは、果実を食べ、その種子を糞と一緒に排出します。種子はカタツムリの糞に包まれて遠くに運ばれ、発芽する可能性が高くなります。例えば、イチゴやヤマモモなどの種子は、カタツムリによって散布されることが知られています。

食料としての役割

カタツムリは、鳥類、爬虫類、両生類、哺乳類など、多くの動物にとって重要な食料源です。特に、幼虫や小型のカタツムリは、これらの動物にとって重要なタンパク質源となります。

土壌の物理性改善

カタツムリは、土壌中を移動する際に、土壌を掘ったり、混ぜたりすることで、土壌の通気性や排水性を改善する役割を果たします。また、カタツムリの糞は、土壌の団粒構造を形成するのに役立ち、土壌の保水性を向上させる効果もあります。

花バチの棲家(産卵場所)

草木の花に受粉するマイマイツツハナバチという花バチが、カタツムリの殻に産卵します。葉っぱを切ってカタツムリの殻の中にいくつもの巣を区切って作って産卵して増えます。

その他

上記以外にも、カタツムリは、寄生虫の中間宿主として役割を果たしたり、他の生物との共生関係を築いたりするなど、様々な生態系における役割を担っています。

このように、カタツムリは、一見地味な生き物に見えますが、生態系において様々な重要な役割を果たしているのです。

※カタツムリも花バチも、生態系では重要な役割を担っています。その因果関係やつながりを理解しましょう。そして、何をどのように守り回復させるのかを戦略的に具体的に考えて実践しなければ私たちの社会は維持できません。
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