2012年8月5日
思わず、ギョッとした代物です。
普通は引いてしまうほどの「まむしの干物」ですが、身体に良いとのことです。
奈良県櫻井市の大神神社の近くの猟師の知人がくれました。
高齢者の知人は、蝮(まむし)獲りの名人です。
去年は、120匹ほど獲ったようです。
田んぼや畑を歩いていると、蝮の匂いがするらしいのです。
それで、そこいらを探して捕まえる。
へーっ、としか言いようのない非日常です。
蝮の干物は、生きたまま蝮の皮を剥ぐと、内臓と一緒に上から下まできれいに剥がれるそうです。
そして、いきたまま竹串に刺して、火に掛けて干して仕上がるとのことです。
食べ方は、そのままボリボリと。粉にしても良いと思いますが・・・。
干物になると縮みますから、実際の大きさは50〜60センチはあると思います。
赤蝮(まむし)は特に、「坂本の赤蝮」のように滋養強壮にいいとのことで、昨年、干物を一匹もらって食べたのですが・・・その効用は、分からなかったです。
痩せた魚の干物の味です。
匂いは、焼いて干しているので気になるほどではなかったです。
以前は、蝮は良い値で売れたそうですが、いまや中国製蝮が入ってきて・・・。
この蝮は、普通の蝮だと思います。
7月下旬にまた10匹ほど獲って、いらいないか?と・・・。
で、一応もらいますと返事したのですが。届いたのが10匹も!
おおっとー。どうしよう、こんなに?!
我が家に来る人来る人に、いりませんか?と、問うのですが。
10人ほどに聞いて3名が欲しいと。内、ひとりで2匹持って帰った人も。
現在、残り6匹です。