スズメバチとその巣に魅せられて、作ったという「蜂天国」。
工務店の社長が、スズメバチに興味を持って・・・駆除の依頼で集めたスズメバチの巣のコレクションをビーフォレスト活動の帰り道、見に行きました。長野県東御市。
蜂天国に入ると、工務店の事務所の雰囲気? 資料館はこちらですか?と・・・尋ねて・・・。
仕事も兼ねているであろう女性が「そうです!こちらです!」と案内してくれました。
私たち夫婦以外は、誰もいません。
たまに人が来られる・・・ような雰囲気です。
どんなところか全く調べずに、名前を頼りにやってきたのです。
黄色スズメバチの巣が、所狭しと一杯並べてありました。これ以上はいらない!?と思えるほど沢山有りました。
ほとんど説明らしき案内パネルは無くて・・・一杯並べています。
でも、凄い!・・・此れを集めてこのように展示している親父に興味が湧いてきます。
スズメバチなどに興味のある方には、興味深い展示です。
スズメバチは、枯れ木のクズを集めて、唾液で固めて巣をつくります。
薄い紙を何重にも巻いたような巣は軽くて丈夫!
木の種類の違いがマーブル模様となって・・・黄色スズメバチの造形美。不思議な美しさです!
いろいろなカタチをした巨大なスズメバチの巣は、複数のスズメバチの巣を繋いでいるのです。
スズメバチがいる一つ大きな巣があるところに、別のスズメバチが入った巣をつなぎ合わせるのです。
不思議なのは、別の巣同士でけんかしないのですか?と、受付の女性に聞くと・・・そうなんです。
けんかしないで、こういったカタチに社長は作り上げるとのこと・・・。
それをやっている探究心のある社長にまた興味が湧きました。きっと霧中になれる面白い人だ!と。
キイロスズメバチの巣
黄色スズメバチの画像は、私が、この投稿のために捕まえて撮影した画像です。3センチ前後の大きさです。群れの数は、数百〜数千。
獰猛さは、オオスズメバチほどではありません。アシナガバチ程度かな・・・。巣の近くを通ると威嚇して、時には攻撃してきます。攻撃されると死に至ることもありますので、直ぐにその場を離れましょう。
スズメバチの巣の展示なんだけど、何故か黄色スズメバチの標本や説明が乏しかったです。
展示する側は、黄色スズメバチのことは、概ね分かっているでしょ!から、始まっています。
初めて見た人は、多分、何か分からないですね。・・・そうか、ここ資料館に入らないかなあ?