はじめに
日々の生活が自然に接している方は、昔しとだいぶ変化していると気づきます。
魚がいなくなったとか、蝶々もトンボもいなくなった、スズメやツバメも見かけなくなって、カエルもメダカ、トンボも見かけない。などと、断片的な変化を時には言葉にするときがあります。しかし、継続的に観て調べないと自然の変化や程度の意味、重要性は分かりません。
自然に接することが少ない都会の人は、自然の変化をテレビや新聞、ネット情報などで断片的に知ることになります。それも、自分たちが住む地域の季節の変化ではなく、日本や世界の気候変動や大きな自然災害など危険が迫っているというグローバルなニュースがほとんどです。それも間違いだらけで正確性に欠ける切り抜き情報です。
自然に接しないで言葉で知る情報は、いつまで経っても守れない「想像上の自然」です。
「ハチ宿」やミツバチ「巣箱」を設置するのは、そこに目を向けて季節の変化と自然の変化を継続的に観察するためです。
季節ごとの花と虫たちの変化を見ていると、そばに何がいるかが分かります。それを続けていくと「季節の変化」から見えてくる「自然の変化」が観えてきます。何がいるのかから、何が変わったのか実感で捉えることができます。
想像上の自然は、変えることができませんが、実感を持って観える目の前の自然は変えることができます。
自分が住む地域の「花バチ」を増やしましょう!
垣根が近くにある場所ならきっと花バチもいると思いますよ。
「ミツバチ達と森をつくる」NPO法人ビーフォレスト•クラブ 代表 吉川浩