2012年11月5
刺される!
10月の中旬に自然農の田んぼの稲刈りをはじめようと、田んぼの畦の草刈りを行いました。
ところが上の田んぼの1.5mほどの畦壁からオオスズメバチ(大きいのは体長4〜5センチ)が出入りしているのを発見。
ヒモの草刈り機を振り回して飛び交うオオスズメバチと対戦!?しかし、巣の近くを刈り取ったとたん。出てくる出てくる。20匹ほど・・・かな。その時、「痛ッテー」。右腕を刺された!草刈り機を放り出して逃げました。
日本ミツバチには、何十回となく刺されたのですが、オオスズメバチに刺されたのは初めての体験です。痛いです。その痛さは、筋肉注射の針が折れて刺さったままの感じ・・・。
どれだけ腫れるか、どうなるか心配でしたが、薬も塗らずに放っておいて・・・半日以上痛みがありましたが腫れは、日本ミツバチと大差なかったです。
だいぶ蜂の毒に慣れてきたのかな。
でも、腕だから良かったものの首から上だと、それだけでちょっとショックですね。
ま〜一度は刺されてないと、駆除や捕獲をしていてもその怖さの実感が薄らぐので・・・何事も経験。
ハチ駆除の依頼がある場合、完全防備で訪問するのですが、自分の田んぼでのオオスズメバチは、ちょっとなめてしまいました。
オオスズメバチへのリベンジ
刺された次の日、稲刈りも進まないのでリベンジです。
相当捕獲したのに未だいるオオスズメバチの巣は、相当大きな巣です。
巣のある畦壁には石垣があります。その隙間から奥に巣を造っているようです。
巣を摘出するには、石垣を壊さないと出来ないので、それは断念。
掃除機で吸い取る方法も、電源も遠くちょっと難しい。
駆除の方法は、
(1)捕虫網で兎に角取って殺します。・・・50匹ほど捕獲しました。
(2)ねずみ取り用の糊付板「貼り付けスズメバチ駆除器」に、捕獲したオオスズメバチを貼り付けて捕獲します。翌日、画像にあるように100匹以上捕獲できました。
合計で150匹は捕獲したことになります。
(3)だいぶ少なくなったのですが、まだ数匹巣から飛び立っていきます。
そこで、田んぼに降りてビニールシートを丸めて巣穴を塞ぎました。
ところが、石垣は左右に通じているようで、すこししたらまた飛び立っていきます。
今度は、スコップで田んぼの縁の泥土を石垣の間に詰めて、蜂の出入り口を完全に塞ぎました。
やっと終了です。
教訓
オオスズメバチは、最初は威嚇して私の周りをぶーぶーと羽音高く飛びます。
そして、攻撃するときは静止した状態から一気にやってきます。
その飛行は、まさに今問題になっているオスプレイです。
ぐるぐる飛んで、次に停止飛行して、一気に飛んできます。
四方から、囲まれて無防備であればこれほど恐ろしいことはありません。
オオスズメバチもこちらが静かに通り過ぎれば問題なかったのです。
巣の近くの草を刈って、また、戦闘したものでから・・・一般の方は、巣があると分かれば近寄らないことです。
オオスズメバチも最初は、ぶーぶーと羽音高く威嚇してきますから、分かるのですが。
その信号を見落とした場合に刺されるのでしょう
。彼らから観れば、自己防衛というのでしょう。
兎に角用がなければ近寄らないことです。
また、無防備で闘わないこと?!を今回は学びました。