「花バチ」増やそう!
私は、虫はキライです。でも、昆虫は増やしたいです!
地球上の植物種の8割以上は、昆虫や小鳥などの受粉によって森をつくり、農作物もつくられています。現在、ミツバチはじめ花バチ(ポリネーター=受粉昆虫)が激減しています。
昆虫や木の実(種子)が減ると鳥たちの餌も無くなり、森の生態系が機能しなくなってきています。餌が少なくなった奥山の熊やサル、イノシシなどの野生動物などが人里に下りてきて騒ぎとなっています。
木を植える活動は、日本や世界的にも沢山行われていますが、ポリネーターの減少に着目して、その保護や再生を広域に行う活動は、少なくとも日本国内では例を見ません。
ビーフォレスト・クラブは、2015年から日本中の森や農園に日本ミツバチが増えるように巣箱を置いて自然の再生活動を行っています。2020年からは、日本ミツバチと共に、草木の花の受粉を助ける花バチ(訪花昆虫)を増やす活動〝「ハチ宿」プロジェクト〟を進めています。
花バチがいなくなると、森が無くなり、農作物も出来なくなります。そして、人類も滅ぶと言われるように、とても大切な昆虫なのです。
大人も子供も、「ハチ宿」をつくって季節を楽しみながら、昆虫を増やしましょう!そして、子供達の未来のために自然の再生活動に参加しましょう!
木を植えるだけでは森は出来ません。草木の花に巣分するポリネーターがいなくなると森や農作物が消滅し、そして、私たちも滅亡すると言われます。急がねば成りません。




※「ハチ宿」は、商標登録出願済みです。by NPO法人 ビーフォレスト・クラブ
「ハチ宿」とは
ハチ宿は、川辺や湖の岸辺に生えるヨシや、細い竹などを切って束ねてセットします。
春夏秋に花の蜜や花粉を食べる訪花昆虫(ほうかこんちゅう)の花バチ類や狩り蜂類、寄生バチ類などが卵を産みにやってきます。ハチ宿にやってくるハチは、日本には約60種類ほどいるようです。
あなたが住む地域に、どんな昆虫がいるか観察しましょう!
●危なくないの?
ミツバチのように群れで生活する昆虫と違って、単独で生活する昆虫は、おとなしく、人間がつかんだりしない限りめったに刺したりしませ。また、毒も弱毒です。
●何処に置くの?!
玄関脇の軒下や木陰など、観察しやすく目の届くところに置くことをお勧めします。
●昆虫の名前が分からない場合は
昆虫が入ったら、スマホやタブレットなどで画像や動画を撮って、〝「ハチ宿」クラブ〟のグループ「ハチ宿ネットワーク」Facebookに申請登録して投稿してください。専門の先生が答えてくれます。
「ハチ宿」の作り方







会員は、「ハチ宿」キットが無料!
NPO法人 ビーフォレスト・クラブの正会員で希望者には、「ハチ宿」屋根キットを無料で提供しています。また、「ハチ宿」セミナーや研修に参加出来ます。そして、希望者には、「ハチ宿づくり」のイベント・インストラクターとして活躍していただけます。
一般の方は、「ハチ宿」づくりイベント開催時に参加下さい。「ハチ宿」キットの販売もしています。
こんな昆虫がやってきたー
「ハチ宿」には、季節や環境によって様々な蜂達がやってきます。
花バチを中心として、ハキリバチやマメコバチ、ドロバチ、狩り蜂、寄生バチなどです。










「ハチ宿」ネットワークfacebookに登録しよう!
子供から大人まで、ビーフォレスト「ハチ宿」をつくった方は、参加しましょう!
「ハチ宿」ネットワークfacebook

「ハチ宿ネットワーク」に小中学生が参加することによって特に期待できることは、分からない昆虫を専門家が教えてくれます。それ以外にも・・・
●昆虫や植物などの自然学習 ●自然環境保護再生活動への参加(社会貢献) ●タブレット操作の習熟 ●画像撮影、動画撮影、動画編集など ●SNS上での自己表現、コミュニケーション能力のアップ ●自立的な思考・行動の触発、ほか