2013年8月31日
古代から日本に棲む大和ミツバチ(二ホンミツバチ)が激減しています。
「もしも、ミツバチがいなくなれば日本の森が、そして農業が、漁業が、そして人間がいなくなる」と言われるのですが、それって本当でしょうか?
大和ミツバチ研究所では、「大和ミツバチと森」の観点からその実態と影響・対応を考え「大和ミツバチを保護し増やす活動=Bee Forest project (Bee Forest)」を始めています。
里山や森の再生をテーマに多くの活動が成されていますが、大和ミツバチの存在とその役割に注目し、森に「蜂の常設巣箱」を設置するなど、大和ミツバチの減少を食い止めて森の再生を支援することを目指しています。
大和ミツバチと日本の森の関係性・生態系の見直し事例(Bee Forest)によって、「自然に委ねて生きる必然性」の実証と、具体的な人と自然と社会システムのあり方である「生活環境デザインの再構築」を実践課題としています。
活動の詳細は、順次ご報告いたします。
下記は、2013年2月から3月にかけて、奈良公園の春日山原始林に隣接する森に蜂の住処を増やすために常設の蜂の巣箱を設置しました。順次、拡大していきます。
ちなみに、設置許可承認済みです。
情報を共有し話し合うことも大切。学ぶことも大切。
しかし、それを繰り返すだけでは現実はあまり変わらないことを、おじさんは痛いほど知っています。
だからこそ今、情報を駆使しながら私たちが出来ることからはじめましょう。
「大和ミツバチと森」Bee Forest 活動にご参加ください。